地方創生に関わる企業へ転職したリアル|3名の事例と会社の選び方

< この記事でわかること >
✔︎ 地方創生に取り組む企業の4つのタイプ
✔︎ 実際に転職した3名のエピソード
✔︎ 地方創生企業へのキャリアチェンジ、3つのルート
「地方創生の仕事に興味がある。でも、自分には縁のない話かもしれない」
都市で働きながら、地方や地域課題にどこか関心を持っている。
でも「今の仕事を手放せるか」「スキルが通用するのか」と考えると、なかなか動き出せない——。
そんな方は多いと思います。
実際には、コンサルタント・金融・教育など都市でのキャリアを持つ人が、地方創生の現場で活躍するケースが増えています。
「移住必須」でも「給与を大きく下げなければいけない」でもない選択肢も、少しずつ広がっています。
この記事では、地方創生企業の種類を整理しながら、当社がご支援した転職者の事例3つをご紹介します。

地方創生企業とは
地方創生企業とは、人口減少・過疎化・産業の衰退など、地方が抱える課題にビジネスの力で向き合う企業の総称です。
補助金頼みではなく、事業として持続できるモデルを追求する点が特徴で、スタートアップから大手企業の新規事業部門まで、その形はさまざまです。
地方創生企業の「4つのタイプ」
【タイプA】地域まちづくり・コンサル型
自治体や地域の事業者と連携しながら、観光・移住・ブランディング・産業振興などを手がけます。
コンサルや事業開発の経験が活かしやすい領域で、補助金に頼らずビジネスで地域課題に挑む企業も増えています。
【タイプB】地域×食・農業型
農業・漁業・食品製造を軸に、ブランド化や販路拡大に取り組む企業です。
「地域の生産者を支える」ことが事業の根幹にあり、財務・マーケティング・営業の経験が直接役に立ちます。
【タイプC】地域インフラ・交通型
ローカル鉄道やバスなど、地域の生活を支えるインフラ企業です。
現地に根を張って働くことが基本となるため、移住を前提とした転職になるケースがほとんどです。
【タイプD】大手企業の地方創生部門型
パソナやDeNA、リクルートなど大手企業が地方創生に本格参入しているケースです。
安定した環境を保ちながら地域課題に関わりたい方や、「移住はまだ難しい」という方にも選択肢があります。
実際に転職した3名のこと
プロビティ・グローバルサーチがご支援した3名の事例をご紹介します。
事例① 外資コンサル出身・28歳女性|広島の限界集落へ(MSERRNT)
転職前: 外資系コンサルティングファーム
転職後: 株式会社MSERRNT(広島県神石高原町)
学生時代から国際協力や社会課題に関心を持ち、海外ボランティアにも携わっていた方。
外資系コンサルで積んだプロジェクト管理のスキルを「本当に課題のある場所で使いたい」という思いから、広島県の限界集落を拠点とするMSERRNTへの転職を決めました。
「神石高原町から日本を変える」をビジョンに、補助金に頼らず、畜産のブランディングや体験型観光、事業承継支援など複数の事業を立ち上げる会社です。
現在はパートナーとともに移住し、「大変だけど、充実していて楽しい」という声が届いています。
地方創生ベンチャーに興味がある方は 無料相談 からお気軽にどうぞ。
事例② 政府系金融機関出身・30歳男性|農業課題と向き合う食品メーカーへ(石井食品)
転職前: 政府系金融機関
転職後: 石井食品株式会社(千葉県船橋市・経営管理部門)
学生時代から農業に関わる社会課題に関心を持ち続けていた方。
金融機関でのキャリアにやりがいを感じながらも、「自分が直接、課題の解決に関われる場所へ行きたい」という気持ちが強くなり、無添加・地産地消にこだわる石井食品への転職を選びました。
転職後、この方が言っていた言葉が印象的でした。
「かっこいいスライドだけ作っても、社会課題は解決しないんです」。


食・農業・地域産業に関わる仕事に興味のある方は 無料相談 からお気軽にどうぞ。
事例③ 教師・学習塾出身・30代男性|ローカル鉄道の現場へ(小湊鐵道)
転職前: 高校教師、学習塾事業会社のマネジメント職
転職後: 小湊鐵道株式会社(千葉県・交通部門 統括マネジメント)
ヘアアーティスト、高校教師、学習塾のマネジメント職と、一見バラバラに見えるキャリアを歩んできた30代の方。
それぞれの現場で培った人材育成の経験を「地域の役に立てたい」という思いから、移住を決断して小湊鐵道へ転職しました。
異色の経歴は、現場では「引き出しの多さ」として生きています。


小湊鐵道への転職支援実績は5名以上。全員が現地へ移住しています。
興味のある方は 無料相談 からお気軽にどうぞ。
3人に共通していたこと
① ミッションへの共感が、動く力になっていた
給与や条件よりも先に、「この会社のやっていることを信じられる」という感覚を大切にしていた点が共通しています。
地方創生企業は規模では都市企業に及ばないことも多いですが、だからこそミッションへの共感が日々の仕事の力になります。
② 「何をしたいか」が先にあった
前職のスキルをそのまま活かせるかどうかより、「自分が何に向き合いたいか」が先に明確だったことが、転職の後押しになっていました。
「スキルが通用するか不安」という気持ちがあっても、まず「何に向き合いたいか」という問いと向き合ってみることが、一歩目になるかもしれません。
③ 「どこで働くか」を先に決めていた
移住するかしないか——どちらが正解ではありません。
ただ3名とも、「どこで・どう働くか」について自分なりの答えを導き出したうえで動いていました。
特に地域インフラ企業は現地での勤務が基本のため、その覚悟が転職の出発点になります。
地方創生企業への転職、3つのルート
ルート① 移住型
地域に飛び込み、現場から関わるルートです。
「生活ごと変えたい」「地域に根を張って働きたい」という方に向いています。
地方創生ベンチャーの中には、東京でのポジションも並行して持つ企業も増えています。
ルート② 首都圏近郊の地方企業へ移住するルート
都市から1〜2時間圏内の企業に移住するルートです。
完全な遠方移住よりも生活環境の変化を抑えながら、地域に根を張った仕事ができます。
当社のご支援実績でも、このルートで現地移住を選んだ方が多数います。
ルート③ 副業・プロボノから試すルート
本業を続けながら地方創生に関わりたい方には、副業やプロボノ(専門スキルを活かしたボランティア)から始める選択肢もあります。
地域企業のDX支援やマーケティング支援などを通じて接点を持ち、その後に転職を判断するケースも増えています。
地方創生の仕事は、特別なスキルや経験がないと入れない場所ではありません。
コンサル・金融・教育——都市で培ったそれぞれの専門性が、地方の現場で求められています。
3名に共通していたのは、「スキルがあったから転職できた」ではなく、「何に向き合いたいかが明確だったから、スキルが活きた」ということです。
「地方や地域課題に関わる仕事に興味がある」という気持ちがあるなら、まずはその感覚を大切にしてみてください。
プロビティ・グローバルサーチの支援実績
当社では、地方創生に取り組む企業への転職を多数ご支援しています。
【当社の転職支援実績があるソーシャルビジネス企業の例】
・株式会社MSERRNT(広島県神石高原町・地方創生ベンチャー)
・石井食品株式会社(千葉県船橋市・食品×農業)
・小湊鐵道株式会社(千葉県・地域交通インフラ、支援実績5名以上・全員が現地移住)
など、その他、地域課題に向き合う企業への支援実績多数
「もう少し詳しく聞いてみたい」「自分のキャリアで地方創生に関われるか相談したい」という方は、まず無料相談からご連絡ください。



