PGSでのプロボノを始めて

2021.04.05 マガジン

今年からPGSでプロボノとして活動をさせていただいております、Fと申します。

プロボノとは、「社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動」
と定義されるようなので、スキル・専門知識がさしてあるわけでもなく、厳密にはプロボノではないの
かもしれませんが便宜上、(僭越ながら)そのように呼ばせて頂きます。

普段は、国内の某製造メーカーで働いております。(因みに人事関連の仕事でもございません。)
ひょんなことから、社長の高藤さんと知り合い、PGSの活動に参加させて頂くことになりました。

人生の多くはひょんなことで構成されているのかも知れません。(知らんけど。因みに関西人です。)

PGSはモットーとして「良い人材と良い企業を繋ぎ、より良い社会の実現を」と掲げており、
経済性の追求のみならず、社会公益性を重視する企業に良い人材を紹介し、
そのことが結果、社会善につながるというストーリーを体現されようとしている会社なのかなと今のところ自分は解釈しております。

社会公益性なんて考えずに、会社から与えられた目標を達成するために粛々と仕事をこなしてきた自分からすると

・自身が想定していたよりも使命感を持って仕事をしている方が多かったこと
・そういった方が活き活きとされていること(仕事とか私生活とか分け隔てなく)
・そういった方の近くにいると、段々、自分もそちら側の思考に近づいていく感覚があったこと


はとても意外なことでした。(30代後半にもなって気づくとは・・・でも今からでも遅くはない。)

これらは、コロナ禍で自分と向き合い考える時間が増え、色んな人と出会うこと(高藤さんももちろんそのうちの1人)により得た気づきです。

PGSで活動していると、これまでの自分にはなかった価値観や感覚が入ってきます。
そのことにより、色んな自分の側面に気付かされます。(これを全体性なんて呼んだりもするのでしょうか)

言われて久しいですが、「学校を卒業して入社した会社で一生を終える」時代ではないのでしょう。
もちろん、そのような方もいるのでしょうが、なんとなく、そうする時代ではないのだと思います。
先進国に限っては、モノで確保される豊かさは一部を除き、十分に満たされています。
であれば、自分は何に生きがいを感じるか?本当にやりたいことは何か?にそろそろ、向き合う時なのでしょう。

気づく人は増えているのでしょうが、僕のように1つの会社に10年以上いたりすると、
まだまだ自分と向き合うことを十分に出来ていない人も多いと思います。(自戒も込めて)

プロボノ含め、副業、パラレルワーク、呼び方・形態は様々でしょうが、自身の境を超える経験は人生を
(決して大きくなくても)転換させる「ひょんなこと」に出会う確率を高めてくれそうな気がするのです。

そして、そのことが人生を豊かにしてくれそうな予感が僕にはあります。