「ビジネス能力を高める黄金期」

2023.09.04 お知らせ

何歳からでも人生はやり直せる、というのも真理である一方で、やはり何かをするには適齢期というのがあります。仕事においては20代から30歳過ぎくらいが、ビジネス能力(業務遂行能力)を高める一番のゴールデンエイジとなります。

このタイミングで仕事にがっつりと取り組んでいないと、まったく運動しない人が基礎体力が身につかずに活動量が少なくなるように、仕事における基礎体力が身につかずに、出来る事が増えにくい状態に。
 
そうなると、年齢だけ重ねても仕事においてできる事があまりない、転職したくても内定を取りにくいミドルが誕生してしまうのです。
 
若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言いますが、仕事においても本当にそうだと思います。20代の頃にどのように仕事に向き合ったか、が30代以降を形作ると実感しています。

ちなみに、転職エージェントの立場からすると、ホワイト企業に勤務していた人よりも、ブラック企業にいた人のほうがスカウトしたくなります。

ブラックの内容にもよりますが、仕事に対するコミットメントのスタンスやタフさがあるのでその後のキャリアで活躍しやすい傾向があるからです。

ホワイト企業でライフワークバランスばっちりの環境にいた方で、仕事が残っていても定時帰りが当たり前、という環境にいた方の場合は、それ以上にホワイトな会社も多くないのでどこに行っても会社への不満につながりやすかったりします。

このような点から、employability (雇用される力)を高めるにはホワイト企業よりもブラック企業が優勢、となり、何をもってホワイトか、ブラックか、という議論がまた深みを増していくのであります。

人や社会は、いまよりも、もっとよくできる。
あなたの思いとスキルで、もっと未来は変えられる。

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