「書く」ということ

2025.03.26 マガジン

2021年6月に書き始めたこのnoteが今回で100本目だ。
月に2本ないしは3本のペースで1000〜1500程度の文字を紡いできた。
ビジネス書の文字数の目安が10万字なので、本一冊分くらいの分量だ。
それなりの時間を費やしてきた。
読んで下さる方のお陰でここまで継続出来た。
感謝しかありません。

「書く」ことについて書いていきたい。
昔から言葉が好きだった。
歌は音の構成よりも歌詞に惹かれることが多かったし、活字のコンテンツもジャンルを問わずよく読んでいた。
言葉を通して、世界への理解が進んだと思う瞬間に快楽を感じる。
曖昧だった概念やこれまで自身が到達していない感情などに言葉という輪郭が与えられ、姿を現す瞬間が好きだ。
歌の歌詞だろうが、小説のセリフだろうが、この快楽に僕が言葉が好きな所以が凝縮されているような気がする。

普段は言葉の消費者である自分が、書くことで生産者の立場となる。
自身の中の曖昧なもの、未到達なものに文字を連ね、言葉を紡ぎ、文を成し、世界を理解していく。
牛歩だが、着実に一歩一歩。
壮大で曖昧な世界においてこの行為は癒しだ。
書くことで癒されている。
言葉で理解することは癒し。
それが子どもじみた嫉妬心のようなものだとしても。

文字は奇跡である。
文字は時空を超える。
僕が書いたものは、書いた瞬間に僕にとっては過去になる。
読んで下さる方にとっては未来であり、今でもある。
肉体の制約を受けることは、生きる時代の制約を受けることでもある。
僕の言葉が時空を超え、誰かに受けとってもらえたら嬉しい。
その瞬間、虚空を彷徨う無機質な文字の羅列に生命が吹き込まれる。

沢山のことを書いてきたが、書かなかったことも沢山ある。
書こうとしたが逡巡したことが沢山ある。
自分をさらけ出すことが良いといった風潮もあるが、誰かに配慮したり、自己防衛的になったりして書けないことはある。
表現をすることで、表現出来なかったことがはっきりすることも、書くことを継続してきたからこそ気付くことが出来た。
これからも、こんな文章を読んで頂けたら嬉しい。
ここで書けないことは、直接お会いしてお話を聞いて頂けたら、なお嬉しい。

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