Fire&Forgetの考えを日常に活かす

2024.06.03 お知らせ

「Fire&Forget」という言葉を聞いたことはありますか?

この言葉は、目標を自動追尾し発射後はそれ以上の操作を必要としないミサイルのことを指す軍事用語です。軍事用語ではありますが、日常生活における心配事に対するアプローチとしても応用が可能と考えます。

人はしばしば、心配しても結果が変わらないにも関わらず、過度に心配する傾向があります。
僕も心当たりが沢山あります。
新人のまりちゃんにLINEを送ったのに、既読がつかない、既読がついても返ってこない、悶々として何度もスマホを見てしまう、こんなことは日常茶飯事です。そういった、心理的背景と、「Fire&Forget」の考え方をどのように日常に取り入れるかを探っていきたいと思います。

人間は未来の不確実性に対して心配を感じる生き物です。心配は本来、危険から身を守るための警告信号として機能しますが、現代社会では過剰な心配がストレスや不安を引き起こす原因となっています。心配することで何らかのコントロールをしていると錯覚することがありますが、実際には心配が結果に影響を与えることはほとんどありません。

「Fire&Forget」の考え方を日常に取り入れるには、行動を起こした後はその結果を手放すことが重要です。
例えば、試験や面接、プレゼンテーションなど、一度努力をした後は、結果を受け入れる準備をします。これにより、次の行動に集中し、過去の心配から解放されることができます。

とはいえ、心配はしばしば非合理です。合理的な判断を下すためには、心配の根拠を客観的に分析し、現実的な対策を講じることが求められます。

Fire&Forgetの考え方は、心配のループから抜け出し、現在に集中するための福音となるでしょう。
例えば、メールで何かを期限付きで依頼した時点で、〆切に設定した日時に、「〇〇さんに~~の件を催促する」とスケジュールに書き込むことで、その依頼したことは忘れることが出来、返信はまだかな?と気を病むこともほとんどなくなるでしょう。(これは本当にオススメです。)

とはいえ、人間は非合理から完全に解放されることはありません。心配しても結果が変わらないことに心配をしてしまうものでしょう。
こんな時にFire&Forgetという言葉を思い出して下さい。幾分かの心配が軽減したり、少しでも自分でコントロール出来る範囲の行動を設定することに役立つことでしょう。

「Fire&Forget」この言葉をお守りのようにあなたの懐にしまっていただけたのなら幸いです。
今を生きることの大切さの教訓とともに。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: line-2-1024x5.png

人や社会は、いまよりも、もっとよくできる。
あなたの思いとスキルで、もっと未来は変えられる。

ソーシャルグッド志向の企業と出会える、ソーシャルグッドキャリア・プラットフォームのサイトはこちらになります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: line-2-1024x5.png

転職市場を知るプロが「全力」で「超フラットに」相談にのる、転職ありきではないキャリアの壁打ちサービスを行っています。もやキャリ®相談室はこちらからどうぞ!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 7af7238e15d8670f59e583be7daf7a5e-1024x501.png