ドリームデイ・アット・ザ・ズー2022 inアドベンチャーワールド
2022.11.11 お知らせCOOのFです。
1996年にオランダのロッテルダム動物園が、営業終了後に障がいのあるお子さんとそのご家族向けに園を解放したことに端を発する活動が世界の40ヵ国、日本では27施設にまで広がっているそうです。
ありがたいご縁に恵まれ、11/3に南紀白浜アドベンチャーワールドで実施された「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2022(以下、ドリデイ)」に参加させて頂きました。
まずは、ありがたいご縁に関して触れたいと思います。白浜の友人の一人が、ドリデイの実行委員を務めていたことで、この取り組みを知りました。知った途端、募集されていた企業協賛に協力したい、そんな衝動にかられました。
真っ先に思いついたのが、魅力的な方々が多く属している非営利株式会社eumoのコミュニティ内で、活動に共感してもらえるメンバーから協賛金を募ることでした。結果、多くの方から協賛金(協賛eumo ※eumoはデジタル通貨)を頂くことが出来、この素敵なイベントに協賛をさせて頂く運びとなりました。eumoのコミュニティには感謝してもしきれません。
この時点で僕の大好きな白浜のコミュニティとeumoのコミュニティが繋がりました。こういうのが嬉しいんですよね。
また、協賛をさせて頂いたことで、難病や障がいをお持ちのお子さんとそのご家族を招待出来ることとなりました。これもまたすぐに思いついたのが、大阪で様々な支援事業を行なっているNPOで理事を務める友人でした。その友人に招待枠の件を伝えたところ、数組のご家族を招待することが出来ました。そのご家族の中には、参加したくて申し込んだけど抽選で外れた、というご家族もいて大変喜んで頂けそうです。こういった意図せぬ繋がりの連鎖が僕をとても心地良い気持ちにさせてくれます。(以前に書いた”運命思考”特性もこの心地良さを後押ししてくれているような気がします。)
さて、当日はボランティアと視察という形で園内に入らせて頂きました。難病・障がいをお持ちの方云々以前に、動物園で楽しそうにしているご家族の笑顔はいいものです。僕も久しぶりのパンダやペンギンやイルカ達との再会を喜びました。彼らは僕が7年ぶりにここに来たこと関しては意に介せずといった感じでしたが。
自分の内面で湧き上がる喜び、周囲のご家族の笑顔も相まってとても良い気持ちで過ごすことが出来ました。園内が優しい雰囲気に包まれていると形容された方がいましたが、そういった目に見えない空気感のようなものはあるのだと思います。
この世界は何らかのハンディキャップを持たれる方にとってはまだまだ十分に住みやすいとは言えないでしょう。難病・障がいのある方はそうでない方に比べエンターテイメントの恩恵を享受しづらいことは明らかだと思います。そういったことを、誰一人取り残さない社会を実現するための解決したい課題と認識した時には、途方もなく”やること”が山積しているのでしょう。解決したい課題などというと、どうしても、”やらねばならない”や”向き合うべき”といった感情に苛まれることもあるかもしれませんが、今回参加したイベントで僕はそういった感情は一切湧き上がってこなかったです。他の方もそうだったのではないでしょうか。
参加された多くのボランティアスタッフの方達は、ご招待されたゲストと同じくらい楽しそうでした。この点において、実行委員の秀逸な仕掛けが効いていたのではないかと勝手に解釈しております。社会課題に当事者・手を差し伸べる側の垣根なく、出来ることなら楽しく(当事者の方からすると、そんな甘いものではないとお叱りを受けるかもしれませんが)向き合う方法もあるのだということを再認識させられました。
白浜の友人が「ドリデイ運営は文化祭的な中毒要素があって・・・」とコメントしていましたが、正に言い得て妙だと思いました。最後にその友人の言葉で、この文章を締めくくりたいと思います。
「わざわざ1日貸切にしなくても、誰でもいつでもどこにでも当たり前のように遊びに行ける世界にしたい。」
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