要素を分解する、フラクタルで捉える

2022.06.17 お知らせ

COOのFです。

みなさん、目的とか目標とかあると思うんですが、とるべき行動を明確にするための要素分解、全体の捉え方についてのお話をしようと思います。抽象的な話なので文字だけでどこまで伝えられるかの不安はありますが、頑張ってみようと思います。

目的と目標の違いは、以下のように理解しておけば良いと思います。

目的:到達したいゴール
目標:目的に到達するための途中の指標

僕が職場でほとんど話したことのない女性に一目惚れをしたとしましょう。(仮に、この女性を文子さんとしますね。)
やはり、一目惚れをした女性とは付き合いたい。と言うわけで、一旦の僕の目的は”文子さんと付き合うと置かせて頂きます。
この目的を達成するための要素を分解したものが目標ですね。文子さんと付き合う為にクリアしなければいけない目標はなんでしょうか?

①文子さんが付き合っても良いと思える男性になる
②文子さんに自分のことを認識してもらう
③告白して付き合える確度の高いデートプランを実行する

などでしょうか?
で、この中で最も重要な要素を①だと判断したとしましょう。

①を達成する為にも、また要素を分解しないといけないですね。

a)文子さんと仲のいい直子さん(仮名)に文子さんに関する情報を聞く
b)最低限、世間一般の女性に嫌われない自分になるためにダイエットを始める
c)松本に相談する
などなど

では、更に、直子さんに情報を聞く為に、直子さんの好きなお菓子を買って・・・

このように達成したいことから、要素を分解していくと、自分のやるべきことがTo Doレベルで明確になっていきますね。

このToDoを確度が高そうと思えるものから1つ1つ愚直にやっていくことで各目標を達成する確率が上がり、最終的には目的が達成出来る確率も上がるでしょう。

ただ、要素を分解していくと永遠に掘り下げていけてしまうのです。(おそらく途中から禅問答のようになります。)これは自然界に高い頻度で存在するフラクタル(構造)と酷似しております。雪の結晶が有名ですね。
※フラクタル:図形のいくつかの部分に分解していった時に全体と同じ形が再現されていく構造要素を分解すると具体化していきますし、要素の階層をあげると抽象化していきます。

例えば、”文子さんと付き合う”ことも、”幸せな生活を送る”と言う目的を設定した途端、その目的の達成のための一つの目標に過ぎないのです。

重要なのは、目的達成の為に有効なToDoを明確にして実行することです。階層を掘り下げていくことではありません。
自身がどこまでの階層まで分解して、どの範囲で考えているか、を整理することで、全体(目的と目的達成のための目標のつながり)と部分(やるべきこと)が明確になり行動に移りやすくなるんじゃないでしょうか?

また、誰かに相談する時にも、自分がどの階層の範囲で捉えているのかを明示してあげると相談相手も話が理解しやすいと思います。
感覚的にではありますが、3〜5階層くらいで捉えるのが現実的ではないかなと思います。

GreenGreenプラットフォーム本登録・メルマガ登録はこちらからどうぞ!

転職市場を知るプロによる、転職ありきではないキャリアの壁打ちサービスを行っています。もやキャリ®相談室はこちらからどうぞ!