「ゾス」と「ソーシャルグッドキャリア」

2024.12.25 マガジン

ゾス!!92本目のnoteを書いていきます!!

「ゾス」が個人的には2024年の流行語大賞であると思っている。
「ゾス」をご存知ない方がおられるかもしれないので、補足をすると光通信という超体育会系の営業会社で交わされる言葉である。
「ゾス!今月1000万円の目標に対し、現状230万円です。死ぬ気で遅れを取り戻し、必ず達成します!ゾス!!」みたいな。(僕は光通信で働いたことがないので、あくまでもイメージです。)
この超体育会系営業会社の文化の象徴として「ゾス」という言葉に注目が集まっている。僕のXのタイムラインやYouTubeのオススメには多くの「ゾス」が溢れている。

「ゾス」文化はパワハラ色強め、ワークライフバランスなんてクソ喰らえみたいな要素が多分に含まれているので、道徳的かと言えばそうではないし、現代においては称賛の対象にはなりにくい。
ただ、転職市場で、「ゾス」人材は引く手あまたである。「ゾス」人材の仕事へのコミットメントや胆力は強い。

これまでに着手されなかった社会課題を解決することを事業にし、売上と利益を確保し、雇用を生み出し、安定して法人税を納めるのは、おそらく相当に難易度が高い。
仕組みも前例もない中で、社会へ想いを持った方々が未来への希望や野心や志を羅針盤にし、道なき道を突き進む、ソーシャルスタートアップはそんな様相を呈している。
残念ながら、想いだけでは現状を変えることが出来ない。
「ゾス」人材は恐怖支配に駆動されたり、自身の収入、社会的地位の獲得のために邁進してきた結果、ビジネスの地力が着いている方が多い。
こういった方がソーシャル志向に目覚めた時に、とてつもなく魅力的な奥行きのある人材になるような気がする。「ゾス」で培った突破力を社会を一歩先に進めるために使って頂けると必ず、社会は良くなっていく。
今、社会は「ゾス」人材を求めている。

過去の「ゾス」は罵声や暴力が当たり前で、電話が壊れていたり、ゴミ箱が蹴られたり、四季報が飛んできたりと、倫理的でなく、かなり不道徳であった。
そんなものは過去の遺産として、現代以降に継承するのは止めなければいけない。
ただコロナ禍以降、社会が過剰にホワイト化し、優しくなり過ぎたような気がする。
自分を大切にしよう、みたいな風潮が個人的には過度であると感じる。自分もそのような波には乗ってみたものの、少ししっくりこない部分がある。
昨今の「ゾス」ブームはそんな違和感を感じた集合意識の揺り戻しであろう。水清ければ魚棲まず。

その時々によって、ゆるふわを選びたい自分と「ゾス」を選びたい自分がいるのだと思う。
様々なモードを受動でもなく能動でもなく乗りこなしていく。
幸か不幸か、今の僕に成果が出せないからと言って罵声を浴びせる人も、暴力を振るう人も、物を投げてくる人もいない。
しばらく、セルフ「ゾス」に勤しみたいと思う。今はそんな時だ。

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あなたの思いとスキルで、もっと未来は変えられる。

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