エゴとか承認欲求とか変なプライドは、ジャンクフードとよく似ている、という話。

2023.08.22 お知らせ

エゴとか承認欲求とか変なプライドとかは、ジャンクフードみたいだな、とふと思った。

聖人になんてなれないから、エゴを完全に捨て去る事は出来ない。自分の中にあるエゴを否定せず、見ない振りせず、「かわいいものだ」と存在を認めてあげるようにしたら、生きるのが楽になってきた。

そしてこの間、自分のエゴが満たされる(満足する)場面があって、何かの瞬間と似ているぞ、と思ったのだけどそれはジャンクフードを思いっきり食べている瞬間だった。

ジャンクフードは身体に悪いのは分かっているけど、ときどき食べたくなる。日頃は健康に気を使って、食べるものも健康的なものを中心にしているけど、それでもジャンクフードを食べたくなる時はある。

時々食べるジャンクフードは、おいしいのよね。
あー、身体に悪いもの食べちゃってるな、というちょっとした罪悪感も感じながら、それでもジャンクな、濃くて油ギトギトでハイカロリーな食べ物の刺激を求めていて。

エゴとか承認欲求も、完全に排除する事は出来なくて自分の中に存在している。そして時々急に肥大化したりもする。
そんな時に無理に抑え込まないで、その欲求を無視しないで、ジャンクフードを食べて一瞬いい気持ちになるみたいに、エゴや承認欲求を一瞬、満たしてあげるのもいいんじゃないかな。

ジャンクフードと同じで、そればかり食べ続けていたら、つまりエゴとか承認欲求をずっと肥大化させ続けていたら、きっとジャンクフードが身体によくないみたいに、人生という物語の健康度も下がっていく。

年齢が高くなるにつれて色々と人生における不具合が出てくる気もしている。

その辺りは気を付けながら、ときどきエゴや承認欲求というジャンクフード的な、欲求を味わっても良いのかもしれない。

せっかく地球上に色々な食べ物があるように、せっかくの人生なので自分の色々な感情や欲求も味わいたいと思うのでした。

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