桃太郎から学ぶ組織論
2021.06.28 お知らせ桃太郎は、きびだんご一つで鬼の征伐という命の危険を伴うプロジェクトの参加者を集める事が出来て、採用という観点ではちょっとありえなくない?
きびだんご一つで?
戦線行きますか?
きびだんごどんだけ魅力なの??
そんな事にふと気づいてしまい、今更なのですが採用におけるきびだんごのアトラクト力、桃太郎から学べる組織論の奥深さに震えています。
ちなみにこれだけの魅力があるきびだんごを作れるおばあさんは、その能力に気づいているのだろうか?
つつましい生活をしていたようだけど、きびだんごを販売すればおそらく大人気になり巨額の利益を手に入れて、かわいい桃太郎を鬼退治に行かせなくても必殺仕事人を雇って鬼退治をしてもらったらよいのではないか。
そんな余計なことまで思考が飛んで行ってしまいます。
さらに桃太郎のチーム作りという観点も非常に興味深い。
犬と猿という、薩長ばりに犬猿の仲である両者も同じ仲間に加入させている。異なる強みを持つメンバーで組織を構成し、チームビルディングの力も卓越している。
組織におけるダイバーシティの重要性が叫ばれている昨今であるが、こんなに早くから組織に多様性を入れていたなんて。
そしてそのチームビルディングの先進性に気づかず、のんきに「もーもたろさん、ももたろさん♪」とこれまで何十回も歌いながら「きびだんご食べてみたいなぁ」という程度の事しか考えていなかった日本人がなんと多い事よ。
本当はものすごく奥が深い組織論の話として、桃太郎を今一度、見直してみるべきタイミングなのかもしれません。
なーんて!
採用のシーンと日々接している私は、こんなにスーパーアトラクティブなきびだんごみたいなツールが欲しい!!
採用シーンにおけるきびだんごを探し求める(またはその方ごとにカスタマイズする)旅は続くのであります。。