人生で一番の本「愛するという事」by エーリッヒ・フロム

これまでの人生で、一番大切な本を挙げるとしたら、こちら。人材開発系の方はご存知の方が多いかもしれません。

エーリッヒ・フロム著 愛するという事 

多くの人にこの本を勧めたいと思うのですが、特に

・ティール組織の本を読んで、その世界観に興味を持った人
・子供を育てている親
・ビジネスの世界で活躍したいと考えている若者

・部下との接し方に悩む管理職

・経営者

に読んでもらいたいなぁと強く思っています。

※ティール組織の話とは実に重なる部分が多いのです。
「個人の発達段階をあげていくには?」という課題の一つのヒントになる本だと思います。
ぜひ併せて、この本も読んで頂きたいです。

(以下抜粋)

・愛するためには、性格が生産的な段階に達していなければならない。この段階に達した人は、依存心、ナルシシズム的な全能感、他人を利用しようとか何でもため込もうとする欲求をすでに克服し、自分のなかにある人間的な力を信じ、目標達成のためには自分の力に頼ろうという勇気を獲得している。(←当社が得意とする優秀人材や経営者の方はこうしたタイプの方が多いです)

・(愛の能動的性質に見られる)要素とは、配慮、責任、尊重、知である。

・ナルシシズム傾向の強い母親、支配的な母親、所有欲の強い母親が、「愛情深い」母親でいられるのは、子供が小さいうちだけである。

・本当に愛情深い母親になれるのは、愛することのできる女性、すなわち夫、他人の子供、見知らぬ他人、そして人類全体を愛することのできる女性だけなのである。

・子供が、愛や喜びや幸福がどんなものであるかを知るには、自分自身を愛する母親に愛されることが一番だという事が分かるはずだ。
(↑この辺の子育てに関する記述とか、思い当たる節が自分でもありすぎて恐怖でしかないです、、、)

・ナルシシズムの反対の極にあるのが客観性である。これは、人間や物事をありのままに見て、その客観的なイメージを、自分の欲望と恐怖によって作り上げたイメージと区別する能力である。

・人を愛するためには、ある程度ナルシシズムから抜け出ていることが必要であるから、謙虚さと客観性を理性を育てなければいけない。自分の生活全体をこの目的に捧げなければならない。

・この脱出、新たな誕生、隔世の過程で、ある一つの素質が必要条件となる。それは「信じる」という事である。愛の技術の修練には、「信じる」ことの修練が必要なのである。

・・・・他にも名言ばかりなのですが、全部を掲載することになりそうなので割愛します。

本当に迫力のある本です。何回読んでも頭をガーンと殴られ続け、ノックダウンのような状態に。。

まったくもって私は人を愛する技術が足りてなくてすみません、、、という残念な気持ちになるのですが、
この本では出来ていなくてもよい、努力することに意義がある、とも書かれているので、
せめてそこに救いを見出して、これから努力を続けていこうかと思います。
まだまだの人間なので、温かく見守って頂けたら幸いです、、。

・・・・・・・

ご参考まで、私の中で起きた変化について。恥ずかしいけど公開してみます。

・(読了後)よし、他人をもっと愛してみよう!と思い立つ。

・あれ?うまく愛せない、、、。何か引っかかってしまうし、ぎこちない。
この違和感、うまくできない感覚、なんでだろう。。。

↓(内省)

・!!自分を本当に愛せていなかったからだーー!
(私は結構、自分の事が好きだと思っていたのですが、実はそれはごく表面的なもので、
存在レベルで愛していたという事ではなかったという大きな気づきが。
表現が難しいのだけど、前は自分を「条件づけして」愛していた、という感じ。
頑張っているから、とか、仕事で成果出してるから、とかご飯作ってよいお母さんをしようとしているから、とか。
そうした状態から、「存在しているだけでいい」「生きてるだけで(何かから存在を)許されている」感覚にシフト)

・これまでの自分の他人に対する愛、自分への愛が張りぼて、メッキだったと気づく。(ガーン!)


・自分を許せるようになると、周りの人の見え方が変わる。
近しい人も、道ですれ違う知らない人も、大切な存在に思えてくる。
世の中の見え方が変わってくる。(ティール組織でいうところの「メガネ」が変わったような気分)

・・・・

私はこれからもこの本を何度も読み直して、そのたびに頭をガーンとやられて、
「努力しなくては、、」というループを回していくんだろうな、、。
せめてそのループが、一ミリでも、一ミクロンでも、成長していくものになっていると良いなぁと思います。

本当にね。愛するのって難しいですね。でも少しでも、愛する技術を身に付けて
人を愛することができたら、人生がより豊かになっていくのではないかと思っています。

・・・・・

子供が大きくなったら、この本をよませたいなぁ。
あと将来社員を採用するようになったら、社員にも読んでもらいたい。で「社長、それはナルシシズムですよ。愛がありません」とか指摘してほしいわ、、。

とにかく一人でも多くの方に読んで頂きたい本のご紹介でした。

※最後に、「母親の愛」に関する記述も多くて、「なぜ母親だけなんだ!」と今だったら色々と炎上するだろうな、、と思ったりしました。

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